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【コンサルティング分野の中途採用】RPA案件の増加で、専門コンサルタントの市場価値上昇が見込まれる

リネアコンサルティング 大森 崇 代表取締役社長

 2017年はFintech、AI、デジタル、セキュリティ、IoTなど様々な領域のソリューションが注目されてきましたが、2018年はデジタル領域、特にRPAの展開が加速すると思われます。

 既に国内メガバンクなどでは「生産性向上」「業務効率化」「コストコントロール」を目的としたRPAの導入が進み、大量に行員を削減するなどマーケットに衝撃を与えました。

 見据えるのはAIを活用し、自己学習においてプロセスの継続的改善を図る仕組みであり、実現すれば、劇的なビジネスの変革と変化する市場への適応が可能となります。今後、この勢いは製造業や公共領域にも派生し、大きなトレンドとなるでしょう。

 コンサル業界においては外資の大手RPAベンダーや国内のベンダーを活用したRPAの導入案件が増え、この領域の知見を持つコンサルタントの市場価値は劇的に上がると思われます。

 デジタル領域では各ファームが自社でエクスペリエンスセンターなどインフラを活用したビジネス展開が続き、デジタルを活用したイノベーションに取り組む組織に対し、ワークショップ形式でビジネスの構想策定、ブランドやマーケ戦略、イノベーションの共創を図る流れが加速するでしょう。

 最近は上場を図るファームも増え、豊富な資金をベンチャー企業に投資し、経営に直接的に関与したり、豊富なコンサルティング事例をベースにリアルビジネスを行うなど新しいファームの在り方を模索する企業も増えています。

 IT領域の人材はさらにひっ迫し、優秀な人材の引っ張り合いは加速することでしょう。有効な採用手法を講じない企業の淘汰が進み、IT企業の大型M&Aなども想定されます。

 若手人材への投資や教育、40代のミドル層の採用、海外人材の受け入れ、既婚女性やシニア層の活用などがキーワードになります。また、東京五輪以降の景気減退の懸念は強く、個人としては超売手市場のこのタイミングで、マーケットに埋もれないオンリーワンとしての専門性を身に付けておく必要があると考えています。

掲載元:日本人材ニュース