worgner

2018年4月入社の新入社員、仕事よりもプライベート優先が過去最高 マイナビ

 4月入社の新入社員の6割超は、仕事よりもプライベートを優先させたいと考えていることが、マイナビ(東京・千代田、中川信行社長)の「2018年マイナビ新入社員意識調査」で明らかとなった。

 2018年4月入社の新入社員を対象に仕事とプライベート、どちらを優先したいか聞くと「プライベート優先の生活を送りたい(“どちらかといえば”含む)」が63.2%で過去最高となった。

 「プライベート優先」と「仕事優先」は2015年に逆転した後、その差はだんだんと広がり、今年は26.5ポイントに達した。

 仕事については、「仕事への期待がある(“どちらかといえば”含む)」と答えたのは74.1%で過去最高(前年比6.1ポイント増)となったほか、「仕事を通じて叶えたい夢がある」も71.8%で前年比4.5ポイント増となり、調査開始以来減少傾向にあった「仕事への期待」と「仕事に対する夢」は、今年は一転上昇に転じた。

 今年の新入社員の傾向についてマイナビでは、「就職活動のスケジュールが前年と変わらず、売り手市場が進む中、不安要素の少ない世代であった」と指摘。

 「インターンシップへの参加も増え、多くの選択肢の中から自ら選んで企業を決めたという意識が強く、内定辞退防止のための企業側の手厚いフォローもあり、企業からの期待も強く感じていると思われる。そのため、仕事や社会人になることへの不安よりも期待が大きい」と推察する。

 出世意欲は、2015年から減少傾向にあったが、今年は前年比3.6ポイント増の91.9%となった。男女別に見ると、男性95.3%(前年比1.9ポイント増)、女子86.4%(前年比5.3ポイント増)と、女子の伸び幅が大きい。

 「30歳時点での理想の年収」は、前年で最も多かった回答は「400万円台(27.1%)」だったが、今年はトップが「500万円台(22.4%)」となり前年よりも上昇傾向が見られた。

 「600万円台(16.5%:前年比3.5ポイント増)」、「700万円台(9.5%:前年比5.1ポイント増)」という回答も前年より増加した。

 一方、「300万円台(11.3%)」は前年比6.2ポイント減となった。

 新入社員の理想の年収の考え方についてマイナビでは「人材確保のための賃上げや、初任給の引き上げなどの話題がある中で、前述した出世意欲の増加もあいまって、理想の年収も上がっている」と指摘した。

 調査は、2018年3月29日~4月6日、マイナビがサービス提供する新入社員研修に参加した各企業の新入社員 2639人を対象に記入選択式アンケートで実施した。(男性1626人、女性996人、未回答17人)

掲載元:日本人材ニュース